Heitiki切手 Heitiki stamps

郵便局[ゆうびんきょく]からHeitiki切手[きって]のパンフレットが送[おく]られてきました。パンフレットを送[おく]ってきた封筒[ふうとう]にもHeitiki切手[きって]が貼[は]られて、そして消印[けしいん]もHeitikiのデザインです。   50cの切手[きって]に使[つか]われているHeitikiは1980年代アメリカで“Te Māori” という展示会[てんじかい]が行[おこな]われた時[とき]に重要[じゅうよう]な役割[やくわり]を果[は]たしたマオリ芸術[げいじゅつ]の1つだそうです。$2の切手[きって]に使[つか]われているHeitikiは(パンフレットの写真[しゃしん]の中[なか]に小さく写[うつ]っています)、鯨[くじら]の骨[ほね]で作[つく]られているそうです。パンフレットの表紙[ひょうし]に写[うつ]っている赤[あか]いHeitikiはコーリアンという人工[じんこう]の素材[そざい]で作[つく]られているそうです。この素材[そざい]は最近[さいきん]、台所[だいどころ]や洗面所[せんめんじょ]などに使[つか]われているそうです。面白[おもしろ]いですね。   このHeitiki切手[きって]に郵便局[ゆうびんきょく]は力[ちから]を入[い]れているようですね! 興味[きょうみ]がある人はウェブサイト (http://www.nzpost.co.nz/stamps )を見てください。    A brochure of Heitiki stamps I wrote about the other day arrived – it was sent with a Heitiki stamp used on the envelope as well. And as you can see in the photo above, the postmark is also Heitiki design.   The Heitiki appeared […]

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霧のハミルトン Hamilton in Fog

この週末[しゅうまつ]、ワイカト大学[だいがく]があるハミルトン市[し]、そしてNZの全国[ぜんこく]各地[かくち]で久[ひさ]しぶりに大雨[おおあめ]が降[ふ]りました。雨[あめ]が降[ふ]って朝晩[あさばん]の気温[きおん]があまり下[さ]がらなかったので、過[す]ごしやすくてよかったです。庭[にわ]の木[き]や草[くさ]も雨[あめ]が降[ふ]って喜[よろこ]んだことでしょう。 土曜日[どようび]の朝[あさ]は久[ひさ]しぶりに深[ふか]い霧[きり]に包[つつ]まれました。オークランド空港[くうこう]は霧[きり]のため、飛行機[ひこうき]が遅[おく]れたそうです。ところでこの霧[きり]、日本語にはほかに霞[かすみ]、靄[もや]という似[に]たようなことばがあります。みなさんはこの3つのことばを説明[せつめい]することができますか。わたしはよくわからなかったので、どう違[ちが]うのか調[しら]べてみました。   科学的[かがくてき]にはどれも同[おな]じで、日常[にちじょう]生活[せいかつ]の中[なか]での使[つか]われ方[かた]に違[ちが]いがあるようです。辞書[じしょ]によると、霞[かすみ]と靄[もや]は、霧[きり]よりうすいそうです。ある辞書[じしょ]によると、視界[しかい]、つまり見[み]える範囲[はんい] (hani is range)が1km未満[みまん]は霧[きり]、2km未満[みまん]が靄[もや]だそうです。 ですから、霧[きり]というと周[まわ]りがよく見[み]えなくて、霞[かすみ]と靄[もや]の時[とき]は少[すこ]しよく見[み]えるということです。また、普通[ふつう]、春[はる]は霞[かすみ]ということばをよく使[つか]い、秋[あき]、冬[ふゆ]は霧[きり]ということばを使[つか]うそうです。ですから、冬[ふゆ]にあまり深[ふか]くないのが出[で]たら、それは霧[きり]ではなく靄[もや]ということになるのでしょうか?    ところで英語[えいご]も調[しら]べてみましたが、どうもmist とhazeの違[ちが]いがよくわかりません。知[し]っている人がいれば教[おし]えてください!   We, in Hamilton (where The University of Waikato is located) and everywhere else in New Zealand had heavy rain this weekend.  Accordingly the temperature did not drop and it was great not to have freezing cold night! We had not had rain for […]

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ニュージーランドの切手 Stamps in NZ

私[わたし]は郵便局[ゆうびんきょく]の切手[きって]センターから時々[ときどき]ニュースレターをもらいます。今日もらったニュースレターのはじめには、以下[いか]のように書[か]のかれていました。 Ka puta a Matariki, ka rere a Whanui. Ko te tohu o te tau Maori. Matariki re-appears; Whanui takes flight. Being the sign of theMaori [new] year. 24 June 2009 marks the dawn of the Maori new year, and I’m delighted to present to you the images for the much-anticipated Matariki 2009 – Heitiki […]

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期末試験 the end of the semester exam

ワイカト大学[だいがく]は、先週[せんしゅう]、今週[こんしゅう]と期末[きまつ]試験[しけん]週間[しゅうかん]です。学生[がくせい]は一生[いっしょう]懸命[けんめい]勉強[べんきょう]しなければいけないので大変[たいへん]です。  ワイカト大学[だいがく] (多分[たぶん]、NZのほかの大学[だいがく]も同じ[おな]でしょう…)の期末[きまつ]試験[しけん]はとても大きなものです。ふつう、試験[しけん]は3時間。試験[しけん]監督[かんとく]、つまり試験[しけん]中[ちゅう]に教室[きょうしつ]で学生[がくせい]たちを見ている人は大学[だいがく]の先生[せんせい]ではありません。公正[こうせい]を期[き]す(kosei wo kisu is to see fair play)ために、外部[がいぶ]の人[ひと]を雇[やと]います。その試験[しけん]の先生[せんせい]でも、教室[きょうしつ]には入[はい]らないことになっています。また、開始[かいし]時間[じかん]までに来[こ]なかった場合[ばあい]、少[すこ]しの遅[おく]れなら許[しゆる]してもらえますが、非常[ひじょう]に遅[おく]れたら教室[きょうしつ]に入[はい]ることは許[ゆる]されません。   3時間の試験[しけん]ですから、問題[もんだい]もたくさんあります。先生[せんせい]は、作[つく]るのも採点[さいてん]するのも大変[たいへん]です。そういうわけでみんな一緒[いっしょ]に頑張[がんば]りましょう!   Last week and this week are the exam week here, at the University of Waikato . The students have to work hard for the preparation.   The exam is a big deal at Waikato (I suppose any other universities in NZ carry on […]

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説明のしかた Styles of explanation

今、断[ことわ]りの会話[かいわ]の分析[ぶんせき]をしています。英語[えいご]と日本語[にほんご]の会話[かいわ]がデータです。特[とく]に今の今注目[ちゅうもく]しているのは、断[ことわ]る時のその理由[りゆう]の説明[せつめい]のしかた。いろいろな面白[おもしろ]い発見[はっけん]がありますが、例[たと]えば誘[さそ]いや依頼[いらい]を断[ことわ]るために、日本人はたくさん説明[せつめい]をします。それも時系列的[じけいれつてき]に。時系列[じけいれつ]というのは、昔[むかし]に起[お]きたことから最近[さいきん]起[お]きたことを順番[じゅんばん]に話[はなす]す話[はな]し方[かた]です。ニュージーランド人も時系列的[じけいれつてき]に話[はな]す場合[ばあい]がありますが、多[おお]くは、因果律的[いんがりつてき]に話[ことわ]します。因果律[いんがりつ]というのは、簡単[かんたん]に言うと原因[げんいん]と結果[けっか]をペアにして話[はな]す言[い]い方[かた]。つまり、「XXXX. Because…」という順番[じゅんばん]で話[はな]すのです。 このことについて最近[さいきん]ずっと考[かんが]えていたら、「説明[せつめい]スタイルの日米[にちべい]比較[ひかく]」という面白[おもしろ]い論文[ろんぶん]を見つけました。これは、日本とアメリカの12歳[さい]くらいの小学生[しょうがくせい]に4コマ漫画[まんが]を見せて、それを説明[せつめい]させるという方法[ほうほう]で研究[けんきゅう]をしました。すると、日本の小学生[しょうがくせい]は時系列的[じけいれつてき]に説明[せつめい]するところ、アメリカの小学生[しょうがくせい]は因果律的[いんがりつてき]に説明[せつめい]する人が多[おお]かったそうです。例[たと]えばアメリカ人のこどもは「My opinion on John’s day is that he had a frustrating day from the beginning of the day to the end of the day. It was a very ironic day for him, first he played video games for too long which caused a chain reaction of bad events. He got up late….」と説明[せつめい]しましたが、日本人のこどもは「テレビゲームでよふかしして、朝ねぼうをして、バスをまちがえて、ついた時には他の人がピッチャーになっていた」と説明[せつめい]しました。   […]

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タマリロ(NZは楽しい) Tamariro – Viva NZ !

タマリロの季節[きせつ]がやってきました。タマリロは冬[ふゆ]が旬[しゅん]の果物[くだもの]。別名[べつめい]ツリー・トマトとも言[い]われます。これは多分[たぶん]皮[かわ]が赤[あか]くて、木[き]になる果物[くだもの]だからだと思[おも]います。  とても酸味[さんみ]が強[つよ]いので、タマリロが好[す]きではない人も多[おお]いです。生[なま]で食[た]べられますし、また、料理[りょうり]に使[つか]うこともできます。ソースにしたり、ケーキに入れたりなど…。私[わたし]は生[なま]で食[た]べるのが好[す]きです。前[まえ]に書[か]いたフィジョアと同[おな]じように、スプーンですくって食[た]べます。   日本では売[う]っているのでしょうか。     Now Tamariro’s season has come. Tamariro is winter fruit and some people call this as tree tomato – I suppose this is because its skin is red and it fruits on tree.   It has very strong sour taste and quite a few people are not so keen on […]

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2009年ニュージーランド国際映画祭 The 2009 New Zealand International Film Festivals

来月[らいげつ]9日から2009年ニュージーランド国際[こくさい]映画[えいが]祭[さい]が始[はじ]まるそうです。全国[ぜんこく]のいろいろなところで海外[かいがい]の映画[えいが]が上映[じょうえい]されます。残念[ざんねん]ながら今年[ことし]はハミルトンでの上映[じょうえい]はないそうです。 今年[ことし]は日本から4つの映画[えいが]が参加[さんか]します。中[なか]でも、私[わたし]が楽[たの]しみにしているのは『おくりびと』。これは今年[ことし]アメリカのアカデミー賞[しょう]で外国語[がいこくご]映画[えいが]賞[しょう]をとった作品[さくひん]なので、みなさんの中にもこの映画[さいが]について聞[き]いたことがある人がいるかもしれません。あるチェロリストがオーケストラでの仕事[しごと]を失[うしな]って、新[あたら]しい仕事[しごと]を探[さが]していた時に、人々[ひとびと]の旅立[たびだ]ち(tabidachi is departures)のお手伝[てつだ]いの仕事[しごと]を見つけます。旅行社[りょこうしゃ]での仕事[しごと]かと思[おも]ったら、実[じつ]は人生[じんせい]の(jinsei is life)旅立[たびだ]ちの手助[てだす]けの仕事[しごと]で…というお話[はなし]です。   日本には日本的[てき]なお葬式[そうしき]のやり方がありますが、死[し]という問題[もんだい]はこの世[よ]の全[すべて]ての人々[ひとびと]に共通[きょうつう]することです。この映画[えいが]の中で描[えが]かれているお話[はなし]が、国境[こっきょう]を越[こ]えて(kokkyo wo koete is to cross the borders)人々[ひとびと]の心[こころ]を打[う]ったんだと思[おも]います。   是非[ぜひ]見たいです!   The 2009 New Zealand International Film Festivals are about to kick off. It will start at Auckland on 9 July. Unfortunately there won’t be any showing events in Hamilton this year apparently…   I heard that four […]

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アルパカと美容院 Alpaca and a hairdresser

先日[せんじつ]美容院[びよういん]に行きました。そこは、美容師[びようし]さんが1人だけの小さな美容院[びよういん]で、私[わたし]が行った時はもう1人お客[きゃく]さんがいました。そのお客[きゃく]さんと美容師[びようし]さん、そして私の会話[かいわ]: 美容師[びようし]:私[わたし]ね、アルパカ飼[か]いたいのよねえ、でもテリー*が高いし、もしすぐに死んでしまったらとかって乗[の]り気[き]じゃないのよね。 私[わたし]:アルパカって世話[せわ]が大変[たいへん]なんですか。 美容師[びようし]:ううん、そんなに。羊[ひつじ]と一緒[いっしょ]よ。 お客[きゃく]:高[たか]いフェンスとか作[つく]らなくていいの? 美容師[びようし]:うん。鹿[しか]とかはね跳[はね]ねるから高[たか]いフェンスが必要[ひつよう]だけど、アルパカは跳[は]ねないから大丈夫[だいじょうぶ]よ。   いやあ、とてもニュージーランド的[てき]ですね!   *テリーというのはこの美容師[びようし]さんのご主人[しゅじん]のお名前[なまえ]です。   I went to a hairdresser the other day. It was a small place and had only one beautician. When I arrived there, there was another customer. The following is the conversation we three had:   Beautician: I want to have alpaca. But Terry* said […]

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時の記念日 Time Day

6月10日は時[とき]の記念日[きねんび]です。この日は祝日[しゅくじつ]ではありません。この日は「時間[じかん]を守[まも]って合理的[ごうりてき]な生活[せいかつ]をしよう」と時間[じかん]の大切[たいせつ]さを認識[にんしき]する(ninshikisuru is to recognise)ために1920年に決[き]められたそうです。6月10日が時[とき]の記念日[きねんび]だということはずっと前[まえ]から知[し]っていましたが、なぜ、6月10日なのかは知[し]りませんでした。このブログを書[か]くために調[しら]べました。するとなんとなんと、671年6月10日に当時[とうじ]の天皇[てんのう]の屋敷[やしき]に水[みず]時計[どけい]が設置[せっち]されたというのにちなんだんだそうです。いやあ、671年の出来事[できごと]から来[き]ているとは…。 びっくり!!  It is Time Day today – 10 June in Japan. This is not a public holiday. Apparently an association affiliated to Ministry of Education set the day in 1920 to promote punctuality and to improve our life style concerning time consumption. I knew 10 June was called as Time Day […]

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マタリキ MATARIKI

ニュージーンランドではここ最近[さいきん]毎日[まいにち]寒[さむ]い日が続[つづ]いています。朝[あさ]、庭[にわ]の写真[しゃしん]を撮[と]りました。水[みず]には氷[こおり]がはっているし、パセリもとても寒[さむ]そうです。    さて、みなさんは二十四[にじゅうし]節気[せっき]ということばを聞[き]いたことがありますか。これは簡単[かんたん]に言[い]うと、陰暦[いんれき]で1年を24にわけて、それぞれの期間[きかん]を季節[きせつ]のことばであらわすシステムです。ちなみに、今[いま]日本[にほん]は、芒種(ぼうしゅ)という時期[じき]で、夏至[げし](geshi is the summer solstice)の1つ前[まえ]です。昔[むかし]はこの芒種[ぼうしゅ]は稲[いね](ine is rice)のような植物[しょくぶつ]の種[たね]まきの時期[じき]を表[あらわ]していたそうです(現在[げんざい]はもっと早[はや]く種[たね]をまくそうです)。これはもちろん北[きた]半球[はんきゅう] (hankyu is hemisphere)の話[はなし]。南[みなみ]半球[はんきゅう]の季節[きせつ]を当[あ]てはめて考[かんが]えると、今は大雪(たいせつ)と言って雪[ゆき]が激[はげ]しく降[ふ]り始[はじ]めるころだそうです。そして冬至[とうじ] (toji is the winter solstice)の1つ前[まえ]です。まさに今のニュージーランドそのものですね! そしてこの冬至[とうじ]は、日本ではむかしむかし1年の始[はじ]まりとしていたそうです。まさにMATARIKIですね! こういう情報[じょうほう]を調[しら]べるのは本当[ほんとう]に面白[おもしろ]いです。   It has been very cold here! I took photos in the morning – it shows ice on water outside and my parsley plant looks cooooold!   Have you heard “nijushi sekki” (= 24 seasonal sections) before? Briefly […]

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